コレクション: BOCCHI

BOCCHI

まちで暮らすだれもが互いを認め合い、こころ穏やかに安心して暮らせる社会の実現

現在の社会は情報や物があふれ、ライフスタイルも多様化しています。その反面、仕事や人間関係、生活環境などにより、ストレスを感じている人が少なくありません。
からだやこころの病は、ご本人や身近な人だけの問題ではなく、社会背景が大きく関わる問題であるといっても過言ではありません。

私たちは、精神障がいを持つ方のさまざまな場面に長年携わった有志が集まり、設立に至りました。
精神障がいを持つ方のみならず、地域のさまざまな方が自分のまちで心豊かに暮らすための活動を行い、地域の社会資源となるものをみなさまと共に創り出したいと考え活動しています。

地域の『困った』と福祉施設が抱えてる『問題』は、意外と似ているもんなんです。
新たな『コト』や『モノ』は福祉の困ったを起点に生まれていることが多いんですよね。


〜 地域コミュニティを大切に 〜

私たちの事業所には、広いスペースがあり、多世代交流スペースとして活用しています。
カフェとしてや、子供があつまる寺小屋、コンサートや講演会等
地域の多世代多様な方が出会えるスペース。
そこから新たな『コト』や『モノ』を生み出し、地域に還元していける場としています。

私たちBOCCHIも、そうした出会いの中で、新たなお仕事が生まれたりしています。
仕事が生まれるということは、地域に社会に誰かに必要とされているということですよね。
そして、仕事を通して一人ひとりがその人に合った力をつけていけるように利用者様もスタッフも一丸となり日々精進しております。

最後に、私たちは様々なお仕事をさせていただいておりますが
お菓子制作は長年力を入れて取り組ませていただいております。
そこにも、地域や社会の抱える課題に対して私たちなりの方法でチャレンジしています。

例えば、酒粕。
酒粕は年間約1800トン産業廃棄物として排出されているのをご存知でしょうか?
甘酒や粕汁、すごく美味しいですよね。ですが、ほとんど使用されずに捨てられているのが現実です。
栄養素を豊富に含んでいるのに勿体無いです。

また、竹害は全国的な課題になっておりますが、北九州市も同じくです。

私たちは、それらを美味しく、また体に良いものとして生まれ変えると同時に
これらの商品を通して沢山の方に社会課題として知っていただき、皆様と一緒にこれらの課題を解決していきたいと願っております。